用語集機能は自動的です。既にある用語集を使う場合、プロジェクトを作成した後、単に用語集ファイルを/glossary
ディレクトリに置きます。OmegaT はプロジェクトを開くときにこのディレクトリにある用語集を自動的に検出します。注目している分節にある用語が用語集ファイルにあることを OmegaT が発見すると、用語集ウィンドウに表示します。
用語集機能は用語集の項目と完全に一致するもの(変化形などでないもの)だけを見つけます。
新しい用語は翻訳中に手動で(テキストエディタなどを使って)用語集ファイルに追加できますが、新しく追加された用語はプロジェクトを再読み込みするまで認識されません。
用語集はタブ区切りで 3 つの項目を持つ単純なプレーンテキストファイルで、1 番目と 2 番目の項目がそれぞれ原文と訳文になります。3 番目の項目は追加情報用として使えます。
用語集ファイルはシステムのデフォルトエンコーディング(この場合ファイルはの拡張子は.tab
になります)または UTF-8 (この場合、拡張子は.utf8
になります)のどちらかです。
例えば、Trados Multiterm のテキストエクスポート機能で作成した用語集は、拡張子を.tab
にして、原文と訳文をそれぞれ 1 番目と 2 番目に項目にすることで、それ以上の修正をすることなく OmegaT の用語集として使えます。